2011年6月27日月曜日

姫路に行きました

 今日は姫路に行きました。
 最初に姫路城の大天守修理見学施設である「天空の白鷺」に行きました。この施設は、今年の春にオープンしました。中は、1階と7階、8階を見学できます。
 工事は昨年度から始まっており、瓦の修理や漆喰壁の塗り替え工事、更には耐震強度の工事も行われております。平成27年の春まで行われる予定です。

最初に8階の大天守の大棟の修理を見学しました。これが工事の様子です。この真ん中の部分は、「唐破風」と呼ばれるものです。
 もうすっかりと瓦がはがされています。

 8階からは姫路市内を一望できますよ。

そして次に7階に下りて、「千鳥破風」の工事の様子を見学しました。
この真ん中の三角の部分が「千鳥破風」と呼ばれるものです。 

 

左の写真は、姫路城で使用されている伝統的な播州瓦の様子です。8階で展示されています。
右の写真は、漆喰壁の作業工程の様子です。左は壁の最初の作業である「小舞」と呼ばれるもので、右が、漆喰壁です。7階で展示れています。

その後は、姫路城にも行きました。3階までは見学可能なので見に行きました。
 

中は、一部資料館にもなっています。

 そして3階です。ここを登ると大天守に行けるのですが、工事中で今はここまでです。

外は、こういう風に覆いかぶさっています。4年後の完成が待ち遠しいです。

それから好古園にも行き、昼食は好古園内にある「活水軒」で食べました。
 お店の入り口です。好古園に入ると最初の門の座敷門をくぐり、左に入るとお店があります。

 

お店の中から見る景色は、大変きれいです。お店の人の話では、紅葉の季節が一番のおすすめだということです。

 そして、「播磨セット(あなご弁当とにゅうめん)」を注文しました。2100円です。姫路名物と言えば、やっぱりこれでしょう。大変おいしかったですよ。
 お店の場所は、姫路市本町68 ℡079-289-4131です。今回もお店の人の許可をいただきましたので、紹介させていただきたいと思います。一度みなさんも、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。美しい景色を眺めながらの食事は、やっぱり違いますよ。

昼食の後は、好古園を散策してきました。

 

今回で僕は2度目の訪問となりますが、いつ見ても好古園は美しいです。

 

池にはたくさんの鯉が泳いでいました。

 今回僕が姫路に行ったことで思ったことは、僕は姫路城には何度も行ったことがあるだけに、工事が始るということで、姫路の観光スポットが1つ無くなってしまったと思っていたことが、それが全て思い違いだったということです。それは今回、「天空の白鷺」に行ってみて、思い知らされました。
 今まで当たり前のようにあった姫路城の姿が、「こういう風に作られていたんだ」や、また「壁や瓦など、全て伝統的な工法で行われているんだ」ということが、今回改めて分りました。こういった過去の積み重ねがあったからこそ、現在の美しい姫路城があるんですね。
 先日の新聞で姫路市の観光客減少という記事があり、すぐに姫路城の工事のことだということがすぐに分りました。しかし、今年春にオープンした「天空の白鷺」に行くと、今まであまり知られていなかった本当の姫路城の姿を体験することができるので、このブログをご覧になった方は、一度足を運ばれてみてはいかがですか。本当にいい思い出になると思います。
 ちなみに、「天空の白鷺」は平日でもお客さんが多いので、事前予約が望ましいですね。
 そして、好古園の自然やお花も大変きれいなので、是非一度ご覧になってみてください。同じ兵庫県内に住んでいる僕ですらも、姫路はいい所だと感じるぐらいですから。


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